【クレジットカードの見直し】ビュー・スイカカードを持つメリット・デメリット
長年利用してきているクレジットカードが何枚かありますが、今回は「ビュー・スイカ」カードについて本当に必要なのか見直しを行いました。
「ビュー・スイカ」カードとは
JR東日本グループのクレジットカードであるVIEWカード(ビューカード)の中の1種類です。このクレジットカードの主な特徴としては次のようなものがあります。
他にも家族カードやETCカードが発行できたり、国内・海外旅行傷害保険が付帯しているなどの特徴もあります。
「ビュー・スイカ」カードのメリット
ビューカードの中でも定番となっている「ビュー・スイカ」カードですが、その最大のメリットは、「Suica定期券」の機能がついていることです。
ビューカードには様々な種類がありますが、定期券機能をもったカードは「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカード、ビューゴールドプラスカード、ルミネカードしかありません。
そのため、持ち歩くカード枚数を減らしたいと考えるのであれば、クレジットカードとSuica定期券をまとめることが出来る「ビュー・スイカ」カード等を選択する必要があります。
「ビュー・スイカ」カードのデメリット
「ビュー・スイカ」カードのデメリットは年会費がかかることです。
年間524円(税込)の年会費がかかります。
以前は、Web明細ポイントサービスというものがあり、郵送の明細書ではなくWebで確認をすれば毎月50ポイントが貰えるサービスがあったため、実質年会費以上のポイントが手に入りお得でした。
しかし、このサービスが2021年3月の付与分を持って終了し、代わりのサービスとしてエントリーをすると抽選でポイントが貰えるサービスに変更となったため、確実に年会費を回収することは難しくなっています。
「ビュー・スイカ」カードを継続利用するかの判断基準
先程のメリットとデメリットを踏まえると、年会費を払ってまでクレジットカードと定期券をまとめる必要があるかどうかというところが焦点になると思います。
例えば、カードを2枚待ちたくないのであれば、モバイルSuicaを利用してスマートフォンにSuica機能や定期券機能を持たせることもできます。
そのため、定期券機能にこだわりがないのであれば、年会費のかからないカードに切り替えることをおすすめします。
年会費のかからないビューカード
実質年会費無料*1のビューカードとしては、ビックカメラSuicaカードがあります。
ビックカメラSuicaカードと「ビュー・スイカ」カードとの違い
ビックカメラSuicaカードに切り替えた場合に生じるデメリットとしては次のようなものがあります。
- 定期券機能がない
- ビューサンクスボーナスの対象カードではない
- クレジットの国際ブランドでマスターカードの選択ができない
定期券機能がない
定期券とクレジットカードを同一のカードにしたい場合には、基本的に年会費がかかってしまいますが「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカード、ビューゴールドプラスカード、ルミネカードを選択する必要があります。
ビューサンクスボーナスの対象カードではない
「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカード、「ビューカード」には、公共料金や携帯電話の支払い、Suicaへの入金(チャージ)、定期券・きっぷなど以外の通常の買い物や飲食代金を支払った場合は、その累計額に応じてボーナスポイントが貰えるサービスがあります。
例えば年間累計額30万円で合計250ポイント、70万円で合計1250ポイントが付与されます。
そのため、定期券やチャージ以外の支払いをビューカードで行っているのであれば、年会費を払う以上にポイントが貰える可能性があります。
逆に定期券や切符、チャージにのみビューカードを利用しているのであれば恩恵を受けられないので年会費のかからないカードを選択した方がいいでしょう。
クレジットの国際ブランドでマスターカードの選択ができない
VISAまたはJCBで問題がなければ、大きなデメリットにはならないと思います。
クレジットカードの種類を切り替える方法
ビューカードの種類や国際ブランドを変更する場合は、新規に申し込みをする必要があります。
カード番号や有効期限、利用可能枠が新たに設定されるため、新しいカードを受け取ったら関係する設定等が必要になります。(例えばオートチャージのリンク設定など)
また、JRE POINTは新しいカードへ自動的に引き継がれるようです。
切り替えに係る手続きが全て終わったことを確認してから、古いクレジットカードは退会しましょう。
まとめ
ビュー・スイカカードを持つメリットは以前に比べるとなくなってきているように感じます。
なんとなく持ち続け年会費を無駄に払っているような状況であれば、年会費のかからないカードに切り替える必要がありそうです。
*1:初年度の年会費は無料で、2年目以降もクレジットの利用がある場合は無料になる