ズッキーニは生で食べたらダメ?
ラタトゥイユなど煮込み料理や炒めものに多く使われるズッキーニは、生でも食べられます。
しかも、生で食べると栄養も摂取しやすく、加熱した状態とは違った食感が楽しめるのでおすすめです。
また、下処理も不要なのでサラダなどに使うと便利です。
夏場は暑いので、料理を手軽に終わらせたいママ達の救世主になりますよ。
この記事では、ズッキーニの食べ方や保存方法を解説していきます。
- ズッキーニは生で食べたらダメ?そのままだと栄養満点!
- 生がダメな場合とは?
- ズッキーニの下処理や保存方法を解説!
- 簡単レシピで1品作ろう♪
ズッキーニは簡単に食べられる夏野菜です。
生でも加熱調理でも色々な食べ方ができるので、ぜひ色々と挑戦してみましょう。
料理はお皿を買えるだけでもより美味しくなります。
イッタラのお皿はおしゃれなので、ズッキーニのサラダを入れるのにおすすめです。
平皿なので冷製パスタや他のお料理にも使いやすい形です。
- ズッキーニは生だとダメ?そのままだと栄養満点!
- ズッキーニは生なら下処理が必要?おすすめは塩もみ!
- ズッキーニの生の保存方法と鮮度の良いものの選び方
- ズッキーニは生で簡単レシピを1品作ろう♪
- ズッキーニは生だとダメ?のまとめ
ズッキーニは生だとダメ?そのままだと栄養満点!
実は、ズッキーニは生でも食べられます。
ラタトゥイユに使われたり、炒め物に入っていたりするので、生だとダメだと思われがちです。
しかし、実は下処理なしで生でも食べられるので、包丁やスライサーで薄く切ると簡単に料理に使える便利な野菜です。
また、ズッキーニには栄養素が豊富に含まれているので、生で食べることで効率よく摂取できます。
ズッキーニが生だとダメな場合とは?
基本的に生で食べられる野菜ですが、次のような特徴に注意が必要です。
- 皮や種子に「ククルビタミン」などが含まれており、生で大量に摂取すると胃腸が刺激されて不快感や下痢になる
- 食物繊維が豊富なので、食べ過ぎると腹痛、膨満感や下痢になる
- 稀に食べて激しい苦みがある場合には、「ククルビタシン」が含まれている可能性があるので食べないようにする
ズッキーニはきゅうり、かぼちゃと同じウリ科の野菜です。
しかもナスに似ているのかなと思いがちですが、実はかぼちゃの仲間です。
上に書いたように体調を崩す可能性はあるものの、単に生で食べるのがダメではなく、食べ過ぎに注意すると考えておくといいでしょう。
ただし、苦み成分の「ククルビタミン」が含まれており、ごくまれにその含有量が多いズッキーニが流通してしまう場合があります。
もしも一口食べてみて、激しい苦みがある場合は、食べるのをやめてください。
また、人によっては独特の苦みがダメな場合があります。
その時は、下処理をすれば苦みや刺激が和らぐので生でもおいしくいただけますよ。
実はズッキーニは栄養満点!?
ズッキーニは次のようなビタミンを多く含む野菜です。
多くの栄養素は加熱調理や水に溶けだしてしまうため、生のまま食べることでより多くの栄養を摂れますよ。
ズッキーニの栄養
栄養素 | 含有量(100g(約1/2本)あたり) |
---|---|
カリウム | 320㎍ |
葉酸 | 36㎍ |
β-カロテン | 310㎍ |
ビタミンC | 20㎎ |
カリウム
100g中(約1/2本)あたり320㎍含まれています。
同じ100g中にトマトは210㎍、きゅうりは200㎍含まれているので、比較すると多いですね。
カリウムはむくみや高血圧の予防に繋がる栄養素ですが、ゆでると失われてしまいます。
そのため、生で食べれば、より効果的でしょう。
葉酸
100g中(約1/2本)あたり36㎍含まれています。
葉酸は妊婦さんにおすすめの栄養素の1つですが、動脈硬化の予防にもいいと言われています。
こちらも水溶性ビタミンで熱に弱いため、積極的に摂る場合は生がいいでしょう。
β-カロテン
100g中(約1/2本)あたり310㎍含まれています。
β-カロテンはその一部が美肌効果や免疫力アップが期待できるビタミンAになるビタミンです。
また、抗酸化作用があり、老化防止にもつながります。
β-カロテンは脂溶性ビタミンなので、オリーブオイルやごま油と一緒に食べるのがおすすめです。
ビタミンC
100g中(約1/2本)あたり20㎎含まれています。
コラーゲンの生成やホルモンの分泌を助ける働きや皮膚や細胞を健康に保つだけでなく、免疫機能を維持する役割があるビタミンです。
ビタミンCの成人の摂取量は、1日あたり100mg以上といわれています。
そのため、1本で40%も摂れるのは驚きですね。
ズッキーニは生なら下処理が必要?おすすめは塩もみ!
下処理不要でそのまま食べられる野菜です。
しかし、ズッキーニを生で食べると独特の食感や苦みがあります。
そのため、次のようにカットの工夫をしたり、下処理をしたりして食べると食感や苦みが和らぐでしょう。
- 薄くスライスする
- 塩もみする
スライスする場合は、スライサーを使ってリボン状にしてみたり、細く麺のようにしてみたり様々なカットができます。
また、塩もみする場合は、1本あたり小さじ1程度の塩でもみこみ、水分が出てきたら絞りましょう。
ズッキーニの生の保存方法と鮮度の良いものの選び方
ズッキーニは冷蔵保存または冷凍保存が可能です。
また、栄養満点のズッキーニを美味しく食べるために、鮮度がいいものを購入し正しく保存しておきましょう。
冷蔵保存する場合
スーパーで買った後、丸ごとキッチンペーパーで包み、ヘタ(星形っぽい方)が上にくるように野菜室に立てて入れましょう。
この方法で1週間ほど保存できます。
また、使いかけの場合は、切り口をラップで包んで野菜室に入れておくといいですよ。
冷凍保存する場合
丸ごと、もしくは料理に使いやすいように切ってジップロックなどの冷凍可能な保存袋に入れておきましょう。
凍ったまま料理に使えるので、あらかじめ切って冷凍しておけば忙しいときも調理が楽ですよ。
新鮮なズッキーニの選び方
保存方法も大切ですが、鮮度がいいズッキーニを購入する目安を知るのも大切です。
次のポイントを覚えておきましょう。
- 表面にハリツヤがある
- 全体の太さが均一
- 太すぎず細すぎない
- ヘタの切り口が黒くなく、みずみずしい
ズッキーニは生で簡単レシピを1品作ろう♪
ズッキーニを生で食べるならば、サラダが1番簡単です。
他にもナムルなど和えるだけでおかずになる簡単レシピがあります♪
おしゃれなズッキーニのサラダ
簡単レシピ1位はサラダです。
いつものサラダにズッキーニをプラスしてみましょう。
レタスなどの上にトマトと一緒に輪切りのズッキーニを飾ると彩りもきれいです。
ドレッシングだけでなく、粉チーズやくるみをかけて仕上げるといいですよ。
また、幅広くリボン状にスライスするだけで一気に映えるサラダにもなります♪
ツナナムル
輪切りにしたズッキーニを軽く塩もみし、ツナ缶と混ぜ、白すりごま、ごま油、しょう油で味を調えましょう。
ツナ缶も加わるので塩もみに使う塩は少なめ(1本で一つまみ程度)にし、15分程置いておきます。
(分量の目安)
ズッキーニ 1本
白すりごま 大さじ2
ごま油 大さじ1
しょう油 小さじ1
ズッキーニとトマトのナムル
トマトと薄切りしたズッキーニをごま油、白ごま、塩、こしょうで味を調えましょう。
中華スープの素、にんにくチューブ、鷹の爪などを使うと中華風にもできます。
簡単レシピで、小鉢が1品作れます。
(分量の目安)
ズッキーニ 1本
トマト 1/2個(プチトマトでも可)
塩 小さじ1
コショウ 小さじ半分
ごま油 ひと回し
ズッキーニは生だとダメ?のまとめ
- ズッキーニは生だとダメと思われがちだが、そのままでも食べられ、加熱した状態とは違った食感が楽しめるおすすめの野菜
- ズッキーニはカリウム、葉酸、β-カロテン、ビタミンCが多く含まれており、生のまま食べると栄養が採りやすい
- ズッキーニを生で食べる際は独特の食感や苦みがダメと感じる場合があるため、薄くカットしたり、下処理をしたりするといい
- ズッキーニは冷蔵保存または冷凍保存が可能で、冷凍する場合は使いやすいようにカットしておくと凍ったまま料理に使えて便利
- 新鮮なズッキーニは、表面にハリツヤがあり、太さが均一でヘタの切り口が黒くなく、みずみずしいもの
- 生のまま簡単レシピを1品作るならサラダやナムルがおすすめ
生はダメと思ってしまいがちですが、ズッキーニの豊富な栄養を漏れなく摂るためにはそのまま食べる方法も上手に取り込んでいきたいですね。
特にサラダであれば、いつもの流れで簡単に挑戦できるのでおすすめです♪
イッタラのお皿シンプルなのにおしゃれなので人気が高い商品です。
また器の形も料理が入れやすく、サラダやパスタなど幅広く使えて便利と評判です。
また、カラーバリエーションも多く、あなた好みの色を選べるのがいいですよ♪