つばきのウェブメモ

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好金利が魅力。仕組預金を活用しよう。

株式や投資信託など資産運用を若いうちから早めにしておいた方がいいと言われていますが、「損をしたくない。」「元本保証があった方が安心」などを理由に普通預金や定期預金に預けたままになっていませんか。現在の普通預金金利は0.001%、ネット銀行の定期預金でも0.02%程度の時代です。預金するだけでは高金利は望めないとしても、少しでも高金利の商品を使って預金しておきたいですよね。

今日は、そんな心配症のあなたでも安心できる仕組預金について解説していきたいと思います。

仕組預金について

仕組預金とは

仕組預金とは、デリバティブ(株式、債券、為替などから派生した金融派生商品)を組み込ことにより、通常預金や定期預金よりも好金利となっている特約付きの定期預金です。

仕組預金には銀行によっていろいろな種類がありますが、例えば、以下のように分けることができます。

  • 預入通貨と受取通貨や利息の全てが「円」のタイプ
  • 預入通貨と受取通貨や利息の全てが「外貨」のタイプ
  • 預入通貨と利息が「円」で、受取通貨は「円または外貨」のタイプ
  • 預入通貨と利息が「外貨」で、受取通貨は「外貨または円」のタイプ

また、同じタイプでも金利が預入期間で一定なものと、徐々に上がっていくものがあります。

仕組預金の選び方

先述のように色々な種類がある仕組預金ですが、元本保証を求めるのであれば、『預入通貨と受取通貨や利息の全てが「円」のタイプ』一択です。

例えば、住信SBIネット銀行の商品ならば円仕組預金のプレーオフとなります。その際、金利のタイプは最近の預入期間の傾向であればフラット型でいいでしょう。

もちろん、より高金利を目指し、外貨になっても構わないのであればもちろん他の商品も選択肢に入れることができます。

仕組預金の注意点

仕組預金には通常の定期預金とは異なる点があります。必ず注意点を理解したうえで申し込む必要があります。

a.預入期間が変動する

仕組預金は預入期間が変動します。例えば、「最低1年から最長10年まで」のように指定されています。

ここ数年間利用している感覚では、2,3年で満期を迎えることが多い感じはしますが、今後金融情勢が変化した場合は預入期間が長くなることがあります。預け入れる場合は、必ずすぐには使わない余剰資金を使うようにしましょう。

b.中途解約ができない

仕組預金は原則として中途解約ができません。また、解約した場合は大きく元本割れをする可能性があるので注意が必要です。

c.申し込み時期に制約がある

普通預金や定期預金と違い、いつでも申し込める預金ではありません。銀行が募集する期間に申し込みをする必要があります。申し込み時期によって、金利も変化しているので、高金利の募集を見つけたら早めに申し込みをしましょう。

2019-2020年の仕組預金の動向

最近では、仕組預金の金利も数年前に比べて下がってきています。

勿論、定期預金よりの利率は良いのですが、預入期間の変動などもありますので

  • どうしても減らしたくないお金
  • しばらく使用することのないお金

であることを確認したうえで、仕組預金を利用することがよさそうです。

仕組預金をよりお得にするためのポイント

仕組預金の募集が多い、住信SBIネット銀行の場合はスマートプログラムを活用してよりお得にすることができます。

住信SBIネット銀行にはスマートプログラムというものがあり、その特典に対象商品の利用によってポイントが貯まる制度があります。このポイント対象商品の中に仕組預金があるため、仕組預金の金額によっては月100ポイントを取得できるのです。

ちなみに、ポイント付与の条件は、月末残高が300万以上です。

それなりの金額なので、少しずつ貯めて条件を満たせるように頑張る必要がありそうですね。

なお、貯まったポイントは現金に換金することが可能です。

まとめ

投資などが怖くてできずに普通預金や定期預金に預けっぱなしになっている人は、ぜひ仕組預金を活用してみましょう。その際、当面必要とならない金額についてを対象とし、元本保証のある商品を利用するようにしてみれば、あまり抵抗感は感じないと思います。